ストレングス・パースペクティブとは|意味・ストレングスモデルとの違い・6原則・エンパワメント・批判
ストレングス・パースペクティブとは
意味・ストレングスモデルとの違い・6原則・エンパワメント・批判
福祉における「ストレングス」は、 本人の良いところや得意なことだけを探す考え方ではありません。 本人の経験、希望、関係、地域や環境の資源まで視野に入れ、 問題や病理だけでその人全体を説明しない。 その問いの転換が、 ストレングス・パースペクティブの重要な出発点です。
2026年8月23日確認・更新ストレングス・パースペクティブは、 「問題を見ない」理論ではありません。 病気、障害、困難、リスクを把握しながらも、 それだけで本人の人生全体を説明せず、 本人・関係・環境にある力と資源、 本人自身の希望を援助過程の中心へ戻そうとする ソーシャルワーク上の視座です。
30秒で整理|ストレングスを見る4つの方向
1|福祉におけるストレングスとは何か
英語の strength は、 「力」「強さ」などを意味します。
しかし、ソーシャルワークにおけるストレングスは、 本人の性格上の長所や、 一人でできる能力だけを指すものではありません。
University of Kansas School of Social Welfareは、 Strengths Perspectiveにおいて、 個人だけでなく家族、集団、地域にも ストレングスと資源が存在すると整理しています。
「良いところ探し」だけではない
たとえば、 料理が得意であること、 人と話すことが好きであること、 手先が器用であること。
これらはもちろんストレングスになり得ます。
しかし、 「本人の長所を一つ見つけたから、 ストレングス・アセスメントができた」 ということではありません。
本人がどのような人生を生きてきたのか。 何を大切にしてきたのか。 何を望んでいるのか。 誰との関係が支えになっているのか。 どのような場所なら力を発揮できるのか。
こうした情報も、 ストレングスを理解する重要な手がかりです。
本人の力だけでなく、関係・環境・資源も含む
本人が持っているもの
経験、知識、技能、関心、役割、 困難を乗り越えてきた経験、 希望や願いなど。
人とのつながり
家族、友人、近隣、仲間、 支援者、当事者との関係など。
地域や社会にある資源
なじみの場所、地域活動、 制度、サービス、商店、交通、 地域住民など。
本人一人では難しいことでも、 関係や環境が変われば実現できることがあります。 ストレングスを本人の能力だけとして捉えると、 再び「この人にはどれだけ能力が残っているか」という 個人評価へ戻ってしまいます。
2|ストレングス・パースペクティブとは|何を問い直した理論なのか
Strengths Perspectiveの重要性は、 アセスメント用紙に 「ストレングス」という項目を追加したことではありません。
もっと根本的に、
「専門職は、人を何から見ているのか」
という問いをソーシャルワーク自身へ投げかけました。
「何が悪いのか」から「何があるのか」へ
問題・不足・危険から見る
- 何が問題なのか
- 何ができないのか
- 何が不足しているのか
- どのようなリスクがあるのか
本人・関係・環境まで見る
- この人には何があるのか
- 何を使って生活してきたのか
- 本人は何を望んでいるのか
- どの人・関係・地域資源を使えるのか
どちらか一方だけを使う、 という意味ではありません。
病気、障害、生活上の困難、 リスクを把握することは必要です。
Strengths Perspectiveが問い直したのは、 それらだけで本人全体を説明することです。
人は病気・障害・問題より大きい
認知症のある人と、 認知症そのものは同じではありません。
統合失調症のある人と、 統合失調症そのものも同じではありません。
生活上の問題が多く存在していても、 その人は「問題そのもの」ではありません。
Strengths Perspectiveは、 病気や困難を否定する理論ではありません。 それらを確認しながらも、 人間の可能性、希望、経験、関係、 環境資源まで含めて理解しようとします。
3|ストレングス・パースペクティブの成立と提唱者
Strengths Perspectiveは、 ある研究者が一冊の本で突然つくり上げた理論ではありません。
Kansasでの地域精神保健実践と、 その実践を理論化する過程から形成されていきました。
前半〜半ば
Kansasでstrengths-basedな地域精神保健実践が発展
Charles Rappらの教員・大学院生が、 精神障害のある成人が施設ではなく 地域で生活することを支える実践を発展させました。 脱施設化や精神保健サービス利用者の権利擁護運動とも 重なる時期です。
Rappらのケースマネジメント実践
地域精神保健領域での実践的研究が積み重ねられ、 後のStrengths Modelへつながっていきました。
Weick・Rapp・Sullivan・Kisthardt
“A Strengths Perspective for Social Work Practice” を発表。 Kansas大学は、 この論文をStrengths Perspectiveが初めて正式に 名称化・明確化された重要な起点として位置づけています。
Dennis Saleebeyによる発展と普及
編集書 『The Strengths Perspective in Social Work Practice』 などを通じ、 精神保健以外のさまざまなソーシャルワーク領域へ 理論と実践が広がっていきました。
2012
Strengths Modelの体系化
Rapp、後にRapp & Goschaらによって、 精神保健サービスにおける recovery-orientedな実践モデルとして Strengths Modelが発展しました。
SaleebeyはStrengths Perspectiveの発展・普及に 非常に大きな役割を果たしました。 しかしKansas大学の公式史では、 1989年にStrengths Perspectiveを正式に名称化・明確化したのは Ann Weick、Charles Rapp、W. Patrick Sullivan、 Walter Kisthardtらとされています。
Strengths Perspectiveとナラティブは親和性がありますが、 同じ理論ではありません。 成立史と社会構成主義・物語との接続は別記事で整理しています。
4|ストレングス・パースペクティブとストレングスモデルの違い
ストレングスを学ぶと、 似た三つの言葉が登場します。
ストレングス
本人・関係・地域・環境に存在する 力、経験、希望、資源、可能性などを表す概念。
ストレングス・パースペクティブ
人を問題や病理だけで捉えず、 本人・地域・環境のストレングスを 援助過程の中心へ置く広い視座。
ストレングスモデル
とくに精神保健領域のケースマネジメントから発展した、 より具体的な実践モデル。
現在のStrengths Perspectiveは何を重視しているのか
Kansas大学が現在整理している原則を、 趣旨を変えない範囲で日本語としてまとめると、 次のようになります。
誰にでもストレングスと資源がある
個人だけでなく、家族・集団・地域にも 力と資源が存在すると考えます。
体系的にストレングスを探索する
偶然見つかった長所だけでなく、 本人・関係・環境にある資源を意識的に探します。
困難だけで人を限定しない
トラウマや病気の影響を認めながらも、 それだけで本人全体を説明しません。
本人自身の希望・目標を尊重する
専門職が望ましい人生を決めるのではなく、 本人自身の願いを援助の方向へ置きます。
本人と協働する
支援者だけで方針を決めず、 本人・家族・地域との協働を重視します。
個人・関係・環境の資源を動員する
本人の能力だけでなく、 人との関係や地域の資源も活用します。
目標を具体的な行動へつなげる
希望を抽象的な言葉だけで終わらせず、 実行可能な行動へ落としていきます。
ケアと希望をもって実践する
人が変化し得るという可能性を、 援助関係の中で保ち続けます。
ストレングスモデルの6原則
Strengths Modelでは、 精神保健領域のケースマネジメントを中心に、 六つの中核原則が整理されています。
人には回復・変化の可能性がある
病気や障害だけによって、 本人の将来を固定しません。
欠損よりストレングスへ焦点を当てる
何が足りないかだけでなく、 本人がすでに持つものを支援の出発点にします。
地域を資源の豊かな場所として見る
専門サービスだけでなく、 地域の人、場所、活動、機会を資源として探索します。
本人が援助過程の方向を決める
支援者が本人の人生を決めるのではなく、 本人の希望と選択を中心に置きます。
本人と支援者の関係を重視する
サービス調整だけでなく、 本人との関係そのものを支援の基盤とします。
支援の主な場を地域・生活の中に置く
支援機関の中だけで理解せず、 本人が実際に暮らす場所へ視点を戻します。
Strengths Perspectiveは広いソーシャルワーク上の視座です。 Strengths Modelはその考えと深く関係しながら、 精神保健領域で発展した具体的実践モデルです。 二つを区別すると理論構造が理解しやすくなります。
5|ストレングス・パースペクティブとエンパワメントの関係
ストレングスと一緒に語られることの多い概念が、 「エンパワメント」です。
両者は強く関係していますが、 同じ意味ではありません。
ストレングス
本人や関係、環境に存在する力・資源・可能性へ着目し、 本人が望む生活へつなげようとする視点です。
エンパワメント
本人が自分の力や権利、 選択・意思決定する力を発揮し、 資源へアクセスできる状態や過程と関係します。
本人に「力を与える」のではない
エンパワメントを、 「支援者が本人へ力をつけてあげること」 と理解すると、 支援者が力の供給者になってしまいます。
むしろ問われるのは、
- 本人が自分の人生について選択できるか
- 必要な情報へアクセスできるか
- 利用できる資源へつながれるか
- 自分の声を表明できるか
- 社会的な役割へ参加できるか
専門職の位置も変わる
Strengths Perspectiveでは、 専門職が本人の人生の正解を決める存在ではありません。
本人と一緒にストレングスや資源を探索し、 本人自身が選べる機会を広げる協働者として 自らの役割を捉え直します。
「あなたにはこんな良いところがありますね」 と評価することが目的ではありません。 本人が自分の人生の主体であり続けられる条件を、 本人とともに広げることへつながります。
6|ストレングス・パースペクティブでは、課題やリスクを見なくてよいのか
ストレングスを重視すると、
「問題やリスクを見なくてよいのですか」
という疑問が生まれます。
結論からいえば、 そうではありません。
問題を見ない理論ではない
転倒の危険があれば確認する必要があります。
虐待の可能性があれば評価が必要です。
自傷や他害の危険があれば、 安全確保が求められます。
病気や障害による生活上の困難も、 把握する必要があります。
課題・リスクを見る
病気、生活上の困難、安全上の危険、 権利侵害などを専門職として適切に把握します。
同時に、本人の生活を見る
希望、役割、経験、関係、 環境資源を含め、 本人が何を大切にしているかを捉えます。
リスク評価とストレングスは両立する
たとえば、 「転倒する可能性がある」 という情報と、
「本人は自分で近所の店へ買い物に行くことを 大切にしている」
という情報は、 どちらか一方を消す必要はありません。
専門職が考えるのは、
「危険だからやめてもらう」
だけでも、
「本人の希望だから何でも実現する」
だけでもありません。
本人が大切にしている生活と安全を、 どのように両立できるのか。
そこへ支援の問いを移します。
本人の力だけでは変えられない問題もある
そしてもう一つ重要なのは、 本人自身のストレングスだけでは解決できない問題があることです。
- 貧困
- 差別
- 住宅不足
- サービス不足
- 不安定な雇用
- 交通手段の不足
- 制度の狭間
- 地域に資源自体が存在しない状況
「本人には力があるのだから乗り越えられる」 としてしまえば、 社会や制度が取り組むべき問題を本人へ戻すことになります。 本人のストレングスを尊重することと、 社会の責任を小さくすることは別です。
7|ストレングス・パースペクティブへの批判と注意点
Strengths Perspectiveは、 ソーシャルワークに重要な問いを投げかけてきました。
しかし、 理論として無批判に受け入れてよいということではありません。
実践へ使うためには、 その限界や批判も理解しておく必要があります。
前向きさへの圧力
「あなたには力があります」という言葉が、 場合によっては 「もっと頑張れるでしょう」 という圧力へ変わる可能性があります。
自己責任化
貧困や差別などの構造的問題を、 本人や地域の力で解決すべき問題へ 戻してしまう危険があります。
実証研究の限界
価値・人間観として魅力的であることと、 独立した介入モデルとして効果が実証されていることは 分けて考える必要があります。
「あなたには力がある」が圧力になるとき
本人が非常に疲れているとき。
長期間の差別や貧困にさらされているとき。
すでに十分に頑張ってきたとき。
「あなたには力がある」 という言葉が、 希望ではなく負担になることがあります。
苦しいときには、 「苦しい」と言えることも重要です。
悲しみや怒りを、 「そこから成長できます」 と急いで意味づける必要もありません。
自己責任論へ変わる危険
Mel GrayはStrengths Perspectiveを批判的に検討し、 その人間観や地域・自己責任を重視する言説と、 現代のネオリベラルな福祉政策との親和性を指摘しています。
つまり、
「本人や地域には力がある」
が、
「だから公的支援に頼らず、 自分たちで解決すべきだ」
へ変換される危険です。
貧困状態にある人へ 「あなたにはストレングスがあります」 と伝えるだけで所得は増えません。 地域に住宅がなければ、 本人のレジリエンスだけで住まいは生まれません。 差別的な制度があるなら、 本人の態度だけを変えても問題は解決しません。
理論の効果を過大評価しない
Staudt、Howard、Drakeによる2001年のレビューでは、 Strengths Perspectiveが広く支持されている一方、 実践としてどのように操作化されているのか、 その独自の効果をどう測るのかについて 課題が指摘されています。
これは、 Strengths Perspectiveに価値がないという意味ではありません。
人間観・価値・視座として支持できることと、 特定の介入法として効果が証明されていることは、 区別する必要があるということです。
Saleebey自身も、 Strengths Perspectiveの発展とともに 「extensions and cautions」として 概念的な注意点や批判を検討しています。 理論への批判を扱うことは、 理論を否定することではありません。
8|専門職は「何を見るか」を選んでいる
ここまで考えると、 Strengths Perspectiveが投げかける問いは、
「本人の長所をいくつ見つけられるか」
ではなくなります。
もっと根本的な問いがあります。
専門職は、 その人について何を 「重要な情報」として見ているのか。
アセスメントは中立な作業ではない
たとえば記録に、
- 歩行が不安定
- 認知機能が低下
- 服薬管理が難しい
- 金銭管理が難しい
と書かれていたとします。
どれも必要な情報です。
しかし、 その情報だけを読めば、 支援の方向は、
「できない部分をどう補うか」
へ寄りやすくなります。
そこへ、
- 長年、自分で家計を管理してきた
- 近所の店へ買い物に行くことを大切にしている
- 数字を扱う仕事をしていた
- 家族に頼らず自分で決めることを大切にしてきた
- 顔なじみの商店主がいる
という情報が加わると、 支援の問いは変わります。
「これまでの役割をどう残せるだろう」
「地域との関係をどう使えるだろう」
同じ人を見ています。
しかし、 「何を見るか」によって、 支援の可能性は変わります。
問題を見ないのではない。問題だけで人を説明しない
病気を見る。
障害を見る。
生活上の困難を見る。
リスクを見る。
そして同時に、
本人が持っているものを見る。
本人が望んでいることを見る。
本人とつながっている人を見る。
環境にある資源を見る。
その力を妨げている社会の側も見る。
どれか一つだけを選ぶのではありません。
「この人にはどんな良いところがありますか」 と尋ねるだけの理論ではなく、
「私たちは、この人の人生の何を見落としてきたのだろう」 と専門職自身のまなざしを問い返す視点でもあります。
まとめ|人は「問題」だけでは説明できない
ストレングス・パースペクティブは、 1980年代のKansasにおける 地域精神保健実践を背景に形成され、 1989年にWeick、Rapp、Sullivan、Kisthardtらによって 明確に位置づけられました。
その後、 Saleebeyらによって 理論と実践が広く発展していきました。
その中心にあるのは、
「人には強みがあります」
という単純な楽観論ではありません。
問題や病理だけで人を説明する援助への問いです。
本人には何があるのか。
何を大切にしてきたのか。
何を望んでいるのか。
誰とつながっているのか。
どのような環境なら力を発揮できるのか。
どのような社会的障壁が、 その力を妨げているのか。
専門職に何を変えられるのか。
そこまで含めて考える。
そして同時に、 本人の力を強調するあまり、 社会の責任を本人へ戻していないか。
リスクや苦しみを過小評価していないか。
理論の効果を過大に語っていないか。
という批判的な問いも持ち続ける必要があります。
問題を見ながらも、 その人を問題だけでは説明しないこと。
そこから本人と専門職が一緒に、 別の可能性を探していくことにあります。
ストレングス・パースペクティブについてよくある質問
ストレングス・パースペクティブとは簡単にいうと何ですか?
本人や家族、地域、環境に存在するストレングスと資源を援助過程の中心に置き、 本人自身の希望や目標を尊重しながら支援を考えるソーシャルワーク上の視座です。 単に長所を見るのではなく、 問題や病理だけでその人全体を説明しないことが重要です。
ストレングスとは「強み」や「長所」のことですか?
それだけではありません。 能力、経験、知識、希望、役割、 人との関係、地域、制度、場所など、 本人が望む生活へつながる 個人・関係・環境の資源を広く含みます。
Saleebeyがストレングス・パースペクティブを提唱したのですか?
Saleebeyは発展と普及に非常に大きな役割を果たしました。 ただしKansas大学の公式史では、 1989年にStrengths Perspectiveを正式に名称化・明確化したのは Weick、Rapp、Sullivan、Kisthardtらと整理されています。 Saleebeyは1992年以降の著作を通して、 その理論と実践を広く発展させました。
ストレングス・パースペクティブとストレングスモデルは違いますか?
違います。 Strengths Perspectiveは広いソーシャルワーク上の視座です。 Strengths Modelは、 精神保健領域のケースマネジメントから発展した より具体的な実践モデルです。
ストレングスモデルの6原則とは何ですか?
要約すると、 ①回復・変化の可能性、 ②欠損よりストレングスへ焦点、 ③地域を資源として見る、 ④本人が援助過程を導く、 ⑤援助関係を重視する、 ⑥支援を地域・生活の場で行う、 という六原則です。
ストレングスとエンパワメントは同じですか?
同じではありませんが、強く関連しています。 ストレングスは本人・関係・環境にある力や資源へ着目する視点です。 エンパワメントは、 本人が自らの力や権利、選択・意思決定する力を発揮し、 資源へアクセスできる状態や過程と関係します。
ストレングス・パースペクティブでは課題やリスクを見なくてよいのですか?
いいえ。 病気、虐待、トラウマ、生活上の困難、 安全上のリスクを把握することは必要です。 重要なのは、 それらだけで本人全体を説明しないことです。
ストレングスは自己責任論になりませんか?
使い方によっては、その危険があります。 「本人には力があるのだから自分で解決できるはずだ」 と考えれば、 貧困、差別、制度不足など 社会側の責任を本人へ戻してしまいます。 本人の力を見ると同時に、 その力を妨げる環境や構造を見る必要があります。
原典・主要資料
-
University of Kansas School of Social Welfare
「History of Strengths Perspective at KU」
Strengths Perspectiveの成立過程、 1980年代の地域精神保健実践、 1989年のWeickら、 Rapp、Saleebeyらの位置づけを確認。
Kansas大学公式資料を見る -
University of Kansas School of Social Welfare
「Principles of the Strengths Perspective」
Strengths Perspectiveの現在の定義、 原則、主要文献を確認。
Kansas大学の原則を見る -
University of Kansas School of Social Welfare
「Vision and Mission」
Strengths Perspectiveと social, economic and environmental justiceとの 現在の接続を確認。
Kansas大学の現在の理念を見る -
Weick, A., Rapp, C., Sullivan, W. P., & Kisthardt, W. (1989).
“A Strengths Perspective for Social Work Practice.”
Social Work, 34(4), 350–354.
Kansas大学がStrengths Perspectiveの正式な名称化・明確化の 主要論文として位置づけている文献。 -
Saleebey, D. (1996).
“The Strengths Perspective in Social Work Practice:
Extensions and Cautions.”
Social Work, 41(3), 296–305.
DOIで論文情報を見る -
Rapp, C. A., & Goscha, R. J. (2012).
The Strengths Model:
A Recovery-Oriented Approach to Mental Health Services.
Oxford University Press.
Strengths Modelの主要文献。 -
University of Kansas School of Social Welfare
「Strengths Model Core Principles」
Strengths Modelの6つの中核原則を確認。
Kansas大学資料PDFを見る -
厚生労働省
「相談支援(障害児者支援)の基本的視点」
ストレングスとエンパワメント、 ストレングスモデル等の日本の相談支援における整理を確認。
厚生労働省資料PDFを見る -
厚生労働省
「相談支援従事者研修ガイドライン」
本人主体、自己決定、 エンパワメント、ストレングス、 権利擁護、地域づくり等の位置づけを確認。
厚生労働省ガイドラインを見る -
Gray, M. (2011).
“Back to Basics:
A Critique of the Strengths Perspective in Social Work.”
Families in Society, 92(1), 5–11.
Strengths Perspectiveと ネオリベラリズム、自己責任化との緊張を検討。
DOIで論文情報を見る -
Staudt, M., Howard, M. O., & Drake, B. (2001).
“The Operationalization, Implementation,
and Effectiveness of the Strengths Perspective:
A Review of Empirical Studies.”
Journal of Social Service Research,
27(3), 1–21.
Strengths Perspectiveの操作化・実装・実証研究上の 限界を検討したレビュー。
DOIで論文情報を見る
本記事では、 Strengths Perspectiveの成立・原則については University of Kansas School of Social Welfareの公式資料および 主要文献を基礎とし、 日本の福祉実践との接続については 厚生労働省資料を参照しています。 また、 「専門職は何を見るかを選んでいる」 「アセスメントは専門職のまなざしでもある」 という整理は、 これらの理論・公的資料を踏まえた 福祉教育ラボによる理論的考察です。


